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リセットしたい友人関係で悩んだ時に、神様仏様に相談すること

今回の縁切りコラムは、「リセットしたい友人関係で悩んだ時に、神様仏様に相談すること」を、縁切寺のzyusyokuがお伝えいたします。

死霊(しりょう)や生霊(いきりょう)という言葉を聞いたことがありますか。死霊とは死んだ人間の怨念。生霊とは生きている人間の怨念。死霊よりも生霊のほうが恐ろしいとは良く言ったものです。ちなみに生霊の儀式化したものが呪詛(じゅそ)です。

確かに、会社を経営している方々にお聞きしても、口を揃えて、一番苦労しているのは従業員との関係だと言います。

家族親族でさえ、喧嘩や口論の末に殺人事件にまで発展するというニュースを目にします。

家族親族だけでなく会社関係、友人関係で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回のテーマは、「リセットしたい友人関係で悩んだ時に、神様仏様に相談すること」です。

友人への信頼が失墜してしまったり、喧嘩をしてしまったり、イジメを受けたりして、友人関係を解消したいとき、どうしたらいいのか、どのように解消したらいいか、どのように神様仏様にお参りしたらいいか、ということです。

ちなみに、リセットを調べてみると、「コンピューター本体のリセットボタンを押して、強制的に再起動させること。」とあります。また、「システムエラーを起こして画面がハングアップした場合などに使用するが、ハードディスクのデータなどが損傷する可能性がある。」ということです。(引用:ASCII.jpデジタル用語辞典)

友人関係でエラーが起きた場合に強制的に再起動させ、しかしながら、自分や友人の心などが損傷する可能性があるということです。

できることならば心が傷つくことは避けたいところですが、それも想定して、強制終了させなければならないのです。これが、リセットです。

お釈迦様でしたら、単純に、「こだわりを捨てなさい、あきらめなさい」とアドバイスしてくれるでしょう。「友人の連絡先、一緒に撮影した画像、思い出の品々を手放しなさい」と教えてくれるはずです。

決して、友人との関係にこだわるのではなく、いったん目の前から全て処分して、見えなくしましょう。

そして、頭のなかを整理して、友人は自分の人生においていなかったものと処理していきましょう。

そのときに大切なことは、他力本願ではなく自力本願だということです。神様仏様に相談するまえに、自分自身でしっかりと精進していかなければなりません。

縁切りの神様は、みんなの心が清らかでいることを願っています。リセットすることで心が傷つくことは望んではいないでしょう。

友人関係ですでに傷ついていたとしても、リセットすることで、心がさらに傷つかないように、お見守りください!と縁切りの神様にご相談するのがいいでしょう。

そして、今後、友人と復縁したいのか、友人関係を復活したいのかを決めなければなりません。再起動とは、再び関係が復活するわけです。しかし、復活したくないのであれば、強制終了のままで終わりにしなければなりません。

友人関係を強制終了したいのであれば、その旨も縁切りの神様にお伝えしなければなりません。お伝えすることにより、強く強く決心をしましょう。

たとえ、心がさらに傷ついたとしても一切動じません、という強い気持ちをもって決心しましょう。

縁切りの神様は、みんなの心が清らかでいることを願っています。

リセットまたは強制終了することにより、心のなかに空室ができれば、そこに新しい友人が入ってくるはずです。友人は今の友人だけではありません。多くの友人と縁を結ぶことができるのです。

あらゆる可能性があることをわすれないでください。と、縁切りの神様がおっしゃっております。

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zyusyoku

縁切寺本光寺住職。第35代目の住職です。20歳で住職になり、遠寿院大荒行堂で寒400日の修行を終える。プライベートでは2男3女の父親。毎朝の朝参り会で、縁切りの読み上げ祈願を行い、皆さまの悪縁によるストレスやフラストレーションの軽減に寄り添っている。