受動喫煙と三次喫煙について｜本光寺の取り組み

ポップな縁切りの本光寺です！

今日は、受動喫煙について真剣にお話ししたいと思います。みなさん、タバコの煙って迷惑だと感じたことありませんか？実は、その煙は単なる不快感以上に、私たちの健康に大きな影響を与えているんです。

受動喫煙の驚くべき影響

厚生労働省の最新の調査によると、日本では毎年約1万5千人が受動喫煙で命を落としているんです。これって、一日に約41人もの方が他人のタバコの煙で亡くなっているということ。驚きですよね。

この数字、2010年の推計では約6800人だったんです。それが倍以上に増えた理由は、主に脳卒中との関係が新たに明らかになったから。つまり、受動喫煙の危険性は、私たちが思っている以上に広範囲に及んでいるんです。

特に心に刺さるのは、乳幼児突然死症候群の数字。生まれたばかりの赤ちゃんが、大人の喫煙習慣によって命を落としてしまうなんて、本当に悲しいことですよね。

受動喫煙といえば、目に見える煙を思い浮かべると思います。でも実は、目に見えない形でも私たちは影響を受けているんです。それが「三次喫煙」。

三次喫煙とは、タバコを吸った後に残る残留物から有害物質を吸い込んでしまうこと。例えば、

これらも、私たちの健康に悪影響を与える可能性があるんです。特に子どもや赤ちゃんは、床を這ったり物を舐めたりするので、より大きな影響を受けやすいんです。

受動喫煙の危険性をより具体的に理解するために、交通事故と比べてみましょう。

驚きですよね。受動喫煙で亡くなる人は、交通事故の4倍以上もいるんです。しかも、交通事故には自分で事故を起こした人も含まれていますが、受動喫煙は完全に「他人のタバコ」が原因。つまり、自分では選択していないのに命を落としてしまうということなんです。

さらに、自ら喫煙して亡くなる人（年間12～13万人）を加えると、タバコによる被害の規模は本当に膨大になります。

最近、職場での受動喫煙対策が進んできていますが、まだまだ課題は多いようです。例えば、こんな声を聞きました：

これらの問題は、単に不快というだけでなく、従業員の健康と生産性に直接影響を与えています。特に、小さな子どもがいる従業員にとっては、服についた臭いを家に持ち帰ることさえ心配の種になるんです。

そんな中、私たち本光寺では「副流煙根絶祈願法要」を開催しました。この法要では、

こういった自分の弱さや、タバコに関する悪い習慣との縁を切ることを目指しています。

法要後、多くの参加者が「自分自身と向き合う良い機会になった」と感想を述べてくれました。特に、家族のために禁煙を決意する方が多かったです。

レストランやカフェで: 煙が気になるときは、スタッフにお願いしてみてください。健康を守るための声かけは、決して悪いことではありません。
職場や公共の場所で: 禁煙ポリシーの導入や、完全分煙の実施を提案してみましょう。小さな声から大きな変化が生まれることもあります。
家庭で: 家族や友人と受動喫煙について話し合ってみましょう。特に子どもがいる家庭では、子どもの健康を守るためにも、家庭内禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。
自分自身の健康のために: 禁煙を考えている方は、この機会に禁煙にチャレンジしてみませんか？禁煙外来や禁煙補助薬など、さまざまなサポートがあります。