『老後不安払しょく祈願法要』を開催しました!

イベントレポート

本光寺の縁切り法要。11月は『老後不安払しょく祈願法要 』 を開催しました。

老後不安払しょく祈願法要

老後の不安は、ほーりーも良く感じるモノです。そして総務省の調査でその二大要因は「お金」と「健康」です。

この法要を行うにあたり、本光寺の尾藤住職からは「蔵の財(たから)よりも身の財すぐれたり。身の財よりも心のたから第一なり」という日蓮聖人の言葉が紹介されました。

お金、身体、心はそれぞれ大切なものですが、一番は「心」です。なんて言うと、ありきたりな結論と思われるかもしれません。しかし老後不安って悩み続けても結論は出ないし、例えば30年後に自分がどうなっているかなんて分かるはずがないんですよね。

なので当然ながら、老後に向けた備えは大切です。しかしそこから先はあえて悩むことを停止することもまた、大切なことかもしれません。今回はそうした堂々巡りの思考と縁切りすべく、将来のことは神様仏様にお任せしようと祈願法要を行っていただきました。

老後不安払しょく祈願法要

本光寺の本堂に響く、朗々とした住職の読経。その中で静かに自分の中にある老後不安と向き合う時間。

サラリーマンを辞めて寺社旅研究家として会社を立ち上げ、サバイバルな生活を送るほーりーは、いつこの綱渡りから落ちるかという不安が心の中にあります。

しかしその不安が大きくなって心を病んでしまったり、そこまで行かなくても焦りや恐怖に振り回されてしまったら、身体も不調になるでしょうし、仕事にも影響が出るわけです。

その意味ではまさしく、「心」が第一ということなのでしょう。

尾藤住職の法話

今回は参列された方から、「縁切りとは何か?」というご質問が出ていました。縁切りで一番よくイメージされるのは、やはり人間同士を切り離すことですし、本光寺ではそうした相談や祈願法要もよく受け付けています。

しかし縁はそれだけではなく、心の中にある葛藤や惰性、八方ふさがりの悩みなども、自分に大きな影響を与える縁の一つです。

むしろ人間関係よりも見えにくい分だけ、悪い縁にも気が付きにくくなる。そこも含めて本光寺では縁切りを推奨しているというお話がなされました。

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