先日、内閣府から発表された2020年度の実質GDP成長率。こちらがリーマンショックの影響を受けた2008年度を超える前年度比マイナス4.6%となっていました。
またリスクモンスターの調査によれば、2020年度の業績が前年度と比べて悪化したと答えた企業は59.4%に上っています。
そして気になってくるのは、夏のボーナスへの影響です。民間シンクタンクがそれぞれ予測を発表していますが、 SankeiBizの報道によると 大和証券が前年比で3.9%減とする予測を発表し、その他も1~3%程度減少となっていました。
ちなみにこの減額はコロナ流行が始まった2020年との差です。去年は決められた額をそのまま支給した会社も多かったでしょうが、大手旅行会社のHISなど大企業でも、緊急でゼロにしたところはありました。
なのでコロナ前と比べると、去年の夏・冬そして今年の夏と影響を受け続け、ボーナスカットがより本格化してきたことが伺えるでしょう。
これはサラリーマンの懐には大打撃です。住宅ローンの支払いなどで当てにしていたボーナス払いができず、途方に暮れている方のニュースもしばしば耳にします。
そこで今回は、こうしたボーナスカットが収まるようにと、本光寺で不況と縁切りする祈願を行うことになりました。
日本の経済は体感値より、相当まずいことになっている
今回、本光寺でなぜ、ボーナスカットを食い止める法要を行うことにしたか。それはこれから数年後に、ボーナスがなくなる程度では済まなくなるかもしれない予測があるからです。
実際に飲食業や宿泊、イベント業などの大打撃を受けた一部を除けば、「地獄の釜の蓋が開いた」くらいの危機感を持っている方はまだ少数でしょう。
例えば株式会社東京商工リサーチの調べによると2020年の全国企業倒産は7773件と、過去50年間で4番目の少なさとなっています。なんとコロナによって倒産数は(数字だけ見れば)減少しました。
しかし会社が倒産しなくなったのは、単に税金で支援されているからです。政府の2020年度の一般会計歳出は総額175兆円超と、過去に例のない規模に膨らんでいます。そして歳入に占める国債依存度はリーマン・ショック後の09年度決算(51.5%)を上回る64.1%に上昇しました。
今は一時支援金や雇用調整助成金、あるいは様々な制度でお金が借りられたりなど、企業の延命に舵が取られています。しかしこうした施策が無限に続くはずもなく、借金はいずれ返さなければならなくなります。
また、東日本大震災の復興特別所得税は、2037年までの徴収が予定されています。震災増税すらまだ終わっていないのに、コロナではそれ以上の財政出動が行われました。これらもいずれ増税という形で跳ね返ってくるでしょう。
近い将来、倒産や失業ラッシュが起こることは避けられませんし、経済の行き詰まりによる自死自殺も増えていくことが予想されています。緊急事態宣言はどんどん安易に発令・延長されるようになったきましたが、それが多くの命を奪うことも認識されるべきです。
収入が消し飛んだ方ではなく、まだそれほどダメージを受けていない方が、今後のコロナ不況を真剣に考える手がかりとして、ボーナスカットは一つの題材です。本光寺ではこの危機感を一人でも多くの方と共有できるように、今回は『ボーナスカット食い止め祈願法要』を行います。
『ボーナスカット食い止め祈願法要』の中身
日時 :2021年6月15日(木) 10時00分から法要開始(9時30分開場)
会場 :本光寺(JR武蔵野線「市川大野駅」下車、徒歩3分)
参加費 :無料(かわらけ割りをされる方は500円)
対象 : ボーナスがなくならないように祈りたい方
予約 :不要
当日は思わぬものとの縁切りが決まる『縁切りダーツ』や、縁を切りたい自分の弱さを書いて割る『かわらけ割り』も行えます。
またオンラインでも参加することができます。どなたでもご参列頂けますので、よろしければぜひお越しください。 オンライン参列は、本光寺のYoutubeチャンネルからお入りください。Clubhouseでの音声配信も実施します。
オンライン参拝で、お名前のお読み上げをご希望の方は、読み上げ申込先一覧の申込先よりお申込みください(名前の読み上げ:無料)。
リアル参拝で、人間関係などの縁切り祈願をご希望の方は、縁切り祈願ページよりお申込みください。
●読み上げ(札なし) : 4,500円
●紙札 : 6,000円
●木札 : 9,000円
※初めてご利用の方は会員登録(無料)が必要です。
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