共通の友達がいる人と険悪にならずに疎遠になる縁切りの仕方

縁結び守護愛染明王 縁切り寺コラム
マスクdeお見合い

皆さんには友達が何人いるでしょうか。昔ながらの友達、近所の友達、リアルな友達、SNSでの友達、いろいろな友達がいると思います。当然のことながら、たまに会う友達、ずっと会っていないけれど心のどこかでつながっている友達、毎日SNSで会話する友達、いろいろなパターンの友達がいると思います。肌が合わない友達、ウマが合わない友達、もっというと、なんとなく縁を切りたいと思っている友達もいるでしょう。でも、縁を切りたいけれど、共通の友達がいて、その友達とも険悪になるかもしれないと不安に思ってしまい、なかなか縁が切れなくて困っている人もいるんではないでしょうか。

今回は、共通の友達がいる人と険悪にならずに疎遠になる縁切りの仕方を、縁切寺のzyusyokuがお教えいたします。

縁結び守護愛染明王

まずは、環境は刻々と変化します。皆さんの日々も同じことの繰り返しのようで、周辺の環境、皆さんの心身も少しずつ変化しています。同じもの、同じことは、1分1秒たりともないのです。

この環境の変化、心のなかの変化は、皆さんだけでなく、友達も同じことです。友達の周辺の環境、心身も少しずつ変化しているのです。

昨日まで仲がよかった友達も、相手の環境や心身の変化で、疎遠になることもあります。そして、皆さんも同様に、環境や心身の変化で、相手を友達だと思わなくなり疎遠になりたいと思うことがあるはずです。

決して、友達と縁を切りたい、疎遠になりたい、という変化は悪いことではないのです。

逆に言うと、疎遠になりたいと感じているにもかかわらず、無理してお付き合いするほうがストレスがたまり、心身によくありません。

本光寺の草花

では、共通の友達と、予期せず、仲が悪くなってしまうのではないか、という不安ですが、さきほど述べたことを思い出してください。皆さんも、疎遠になりたい友達も、共通の友達も、環境や心身が刻々と変化しているのです。1分1秒と同じ状況はないのです。たとえ、同じ状況が仮にあったとしても、長くは持続、継続しないのです。いつか、変化がやってくるのです。

ですので、共通の友達と仲が悪くなったとしても、それは長い人生でみれば、ほんの一瞬の出来事であり、本当にお互いを尊敬し信頼している友達であれば、また元の関係に戻れるはずです。

本光寺の草花

では、本題の「共通の友達がいる人と険悪にならずに疎遠になる縁切りの仕方」ですが、「共通の友達がいる人と険悪にならずに」という部分は先に述べましたので、問題は「疎遠になる縁切りの仕方」という部分です。

疎遠になりたいのですから、これ以上、連絡をしなければいいのです。相手がどう思っているのかとか、相手が何かしてくるのではないかとかということは妄想しないでください。相手は「あれ、連絡がないな~、どうしたのかな~」くらいにしか感じていないでしょう。

しかし、注意しなければいけなことは、疎遠になりたい相手のことを、なんやかんやと評価をして、その評価を他の友達に言わないことです。あなたが口にしたことは必ず、相手の耳に入ると思ってください。もし、その評価を相手が知ってしまったら、大変なことになります。大変なことになっても、それはあなたが蒔いた種なので、出てきた悪い芽はあなたが苦労しながら摘み取っていかなければなりませんので、どうぞご注意ください。

本光寺の草花

結論ですが、共通の友達のことは気にしないで、疎遠になりたい友達と連絡を絶ってください。それぞれの生活環境、心身が刻一刻と変化するので、相手も毎日の変化のなかで「連絡が来ないな~」と思うのは、1日のうちのほんの一瞬でしかありません。

そして、疎遠になりたいと思っている気持ちを押し殺す必要はありません。

ただ条件があります。それは、相手の悪口や今まであったことの評価をしないということです。また、それを口にしないということです。

この約束を破ってしまったら、本当に大変なことになってしまいます。ご注意してください。

縁切りの神様

縁切りの神様は、みんなの心が清らかでいることを願っています。みんなの心が地獄であることに悲しまれています。相手を悪く評価することは地獄そのものです。相手を悪く評価しても、あなた自身の心が汚れるだけです。心が汚れれば、疎遠になりたいと思っても、どんどん、どんどん、相手に近づくことになります。相手のことが頭から離れなくなります。最後には、悪口が相手の耳に入り、相手があなたに嫌な仕打ちをしたとしても、原因を作ったのはあなたなのに、相手が悪い、相手が悪いと騒ぎ始め、相手をさらに激しく非難することになります。地獄の鬼そのもの、魔物となってしまいます。

心を清らかにしていられるように、自分の心をつねに磨いてください。自分の心が曇っていないか、つねに見つめていてください。

誰かを悪く言った瞬間に、あなたの心は曇り始めます。そして、雨がふるでしょう。そう、苦しみや悲しみの涙となって。

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