ポップな縁切りの本光寺です!
しかし、そんな長期休暇の後には、必ず訪れる現実があります。そう、仕事や学校への復帰です。10日間もの休暇後、日常のリズムに戻るのは想像以上に大変なことかもしれません。休暇中に溜まったメールや仕事の量を考えただけで気が重くなる…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
実は、日本人は休暇を取ることに対して世界一罪悪感を感じやすい国民だという調査結果があるんです。せっかくの休暇なのに、心からリラックスできていない人が多いというのは、とても残念なことですよね。
連休明け頑張りすぎ防止法要
そこで本光寺では、2019年5月15日に「連休明け頑張りすぎ防止法要」を開催しました。この法要は、お釈迦様の教えに基づいて、長期休暇に対するトラウマをなくし、心身ともにリフレッシュした状態で日常に戻れるようにすることを目的としています。
法要では、住職による法話がありました。その中で特に印象的だったのは、「ゴムを伸ばしすぎると切れてしまう」という例えです。人間も同じで、頑張りすぎると心や体が悲鳴を上げてしまいます。適度に緩めること、つまり休むことの大切さを説いていました。
また、連休明けの仕事復帰に向けて、いくつかのアドバイスも提供されました。例えば、連休最終日には早めに就寝し、体内時計を整えること。仕事初日は少し早めに出勤し、ゆとりを持って1日をスタートさせること。そして、無理をせず少しずつ日常のペースを取り戻していくことなどです。
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楽しいイベント「縁切りダーツ」と「かわらけ割り」
法要の中で特に人気だったのが、「縁切りダーツ」と「かわらけ割り」です。「縁切りダーツ」は、ダーツの的に書かれた「ネガティブ思考」「過度なストレス」「頑張りすぎ」などの言葉に向かってダーツを投げ、それらとの縁を切るという楽しいイベントでした。参加者の皆さんは、真剣な表情でダーツを投げていましたよ。
「かわらけ割り」は、自分の弱さや悪い習慣を素焼きの皿に書き、それを割ることで象徴的に断ち切るという行事です。「休暇後の憂鬱」「仕事への不安」などを書いた皿を割る音が境内に響き渡り、参加者の方々からは清々しい表情が見られました。
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本光寺の今後の法要とお知らせ
本光寺では、この「連休明け頑張りすぎ防止法要」以外にも、毎月さまざまなテーマで縁切り法要を開催しました。例えば、「副流煙根絶祈願法要」。これは、2020年4月から全面施行される改正健康増進法に先駆けて、受動喫煙の問題に取り組むものです。
本光寺では昨年から境内全体を禁煙とし、健康的な環境づくりを進めています。このように、本光寺では現代社会の様々な問題に対して、仏教の教えを基に解決策を提案しています。
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源三位頼政和光尊儀
最後に、本光寺の守り神である「源三位頼政和光尊儀」についてもお話ししましょう。源頼政は平安時代の武将で、鵺(ぬえ)退治で有名です。現在は、悪縁を断ち切り、良縁を結ぶ神様として祀られています。本光寺に来たら、ぜひ源三位頼政和光尊儀にもお参りしてみてくださいね。きっと、あなたの人生に良い変化をもたらしてくれるはずです。