1月に開催した有給休暇取得祈願法要に続き、本光寺の月替わり縁切り法要ではバレンタインデーに合わせて、2月14日に『告白先延ばし禁止法要』を開催しました。
縁切り寺プロジェクトで、なぜ告白先延ばし禁止なのか。それは好きな人の前で思わず勇気を引っ込めがちな自分と縁切りするためです。
そして2月14日は、一年で最も逃げたくなる自分と向き合う日。さらに言えば語呂合わせで「2人一緒」とも読めます。
なのでチョコレートを握りしめている方を影からこっそり応援すべく、大事な場面で決意が引っ込まないようにと仏様にご祈願しましたよ。
告白先延ばし禁止法要レポート
開始時刻は2時14分。尾藤住職が参列者の前で挨拶してから、太鼓の音でスタートです。
そして法華経が読み上げられ、「告白が無事できますように」と、仏様の前で祈願されました。
さらに参列者には、告白ができない原因や自分の弱さなどをかわらけに書いて頂き、縁切りの神様が祀られている稲荷堂の前でこなごなに割って頂きます。うん、すっきりです。
告白はとても勇気のいるものだから
告白はとても勇気が要ります。きっと勇気を振り絞って告白した方も、土壇場でためらってしまった方もいたでしょう。ですが、たとえ今回はうまく告白できなかったとしても、縁切りの神様はきっと助けて下さいます。
本光寺の縁切り寺プロジェクトでは、逃げたりやめたりすることは大切なことと伝えています。今回は「勇気の出ない自分」との縁切りを勧めましたが、「勇気が出なかったことを責める自分」との縁切りだって重要です。
うまくいかないときに必要なのは、弱さを責めることではなく、弱いままでも前に進める方法を探すことです。
何もかも成功してうまくいく方に、縁切りは必要ありません。マイナスに陥っている時にこそ、神様は助けてくれますよ!
ついでですが、月替わり縁切り法要。3月15日3時15分から本光寺の本堂で『衝動買い抑制祈願法要』を開催します。最近「××ペイ」などのQRコード決済サービスで乱発されている20%ポイントバックキャンペーンで、散在してしまったという方はぜひどうぞ。