いよいよ就活シーズンに入ります。そしてこの時期に毎年話題になるのは、『学歴フィルター』です。
学歴フィルターの説明はいらないですよね。これが何か分からない方は、そもそも今回の法要は不必要ですし。
念のためサラッと説明すれば、就活生対象の企業説明会や入社試験などへの応募時、所属大学名だけで落とされることです。
この学歴フィルターについては、企業側・学生側それぞれに問題が含まれています。
企業は公にはほとんど、学歴フィルターの存在を認めていないこと。そして学生側はテレビによく出る知名度の高い大企業ばかり、就職したがることです。
企業側・学生側それぞれの言い分はありますし、ここではどちらかだけが正しい・間違っているという判定は下しません。
ただあえて学生側に立つのであれば、社会で変革が起きないと企業が姿勢を変えることはないので、できることは就活へのマインドを変えることだけかなと感じます。
学歴フィルターと婚活フィルターは、とても似ている
縁切りマイスターのほーりーですが、就職活動をしたのはすでに20年近く前です。そして会社をやめて自分で起業したので、実は学歴フィルターはあまりよく分かりません。
ですがここ11年主宰し続けている婚活イベント『寺社コン』で400人以上の方を結婚まで導いた中、学歴フィルターと婚活現場の足切り(デートを申し込んでも、毎回断られる)は、とても似ています。
婚活フィルターをかけられる方の特徴には、以下のものがあります。
○結婚に求めるものがあいまいで、フィーリングだけで行動する
○相手から求められる自分の良さや、避けられる短所が分からない
○競争率の高い相手(高収入や美人など)ばかりにアタックして全滅する
なので婚活が上手くいかないときには一歩引いて、自分を客観視することからお勧めしています。まあ、これはとても痛みを伴う作業ですが。
そして就活が上手くいかない方も、この論法は似ています。自己分析の大切さはあちこちで言われますが、本当に必要なのは自意識の肥大を抑えることです。
仏教ではそうした自己を見つめる術も説かれていますが、安定した(ように見える)大企業やイメージの明るいBtoC(一般消費者相手の)企業から離れてみると、地味で見た目にもあまりよくない企業の方が幸せな人生に直結していたりもします。
実際に有給休暇の取得率ランキングとか見ていると、製造業の方が上位に並んでいますし。
さらにぱっと見で良さが分からない企業は、ライバルが増えない傾向もあります。その分、就職しやすいですし、競合も増えないので業績は安定します。テレビでバンバン広告打っている会社って、人目に付きやすい分だけ真似されやすい側面もあるのです。
ということで、就活の気晴らしに『学歴フィルター防止祈願法要』への参列はいかがでしょうか? 当日は思わぬものとの縁切りが決まる『縁切りダーツ』や、縁を切りたい自分の弱さを書いて割る『かわらけ割』も行えますよ。
どなたでもご参列頂けますので、よろしければぜひお越しください。
学歴フィルター防止祈願法要の案内
日時 :2019年4月15日(月) 午後4時15分から法要開始(15時30分開場)
会場 :本光寺(JR武蔵野線「市川大野駅」下車、徒歩3分)
参加費 :無料(かわらけ割りをされる方は500円)
対象 :学歴フィルターを受けたくない方、関心がある方
予約 :不要
本光寺の地図はこちらです。
なお、5月は今年のGWが10連休という大型連休のため、終わった後に5月病を発症しないように『連休明け頑張りすぎ防止法要』を行います。