本光寺の月替わり縁切り法要。8月8日(早く休もう)に『定時退社促進祈願法要』を開催しました。
この法要は7月の『有給休暇取得祈願法要』に続いて、忙しさが持つ優越感や仕事から離れることへの罪悪感と縁切りするものです。今回は特にだらだらと残業したり、帰れるのに周りの目が気になってパソコンを落とせずにいる心との決別を、仏様に祈りましたよ。
この法要の案内時にも紹介しましたが、人間は残業時間が長くなると幸福度が下がるのに、60時間を超えるとなぜか上がってしまいます。
これは全員とは言いませんが、仕事中毒状態に陥っている人を示唆しています。やたらと厳しい業務形態で妙な連帯意識が高まったり、仕事ハイになってしまって休むことが怖くなると、こうした状況になるのかもしれません。
しかし残業時間の長さと病気を持っている人の割合の高さは比例します。身体を壊しているのに幸福度だけ上がっていくなんて、ブラックジョークにもほどがあります。
ということで、今回はまずは早く家に帰ることを目指そうと、お寺で祈願をしたわけでした。
定時退社促進祈願法要のレポート
定時退社促進祈願法要は、まずは住職の太鼓から始まりました。本堂の中に響き渡る、ドン、ドンという音。いつもながら、とても気持ちいですね。
そしてみんなが定時退社できるようにと、お経と祈願文が読み上げられます。
この日は平日なので、会社から少しでも早く家に帰られるようにと手を合わさせて頂きました。
ということで、月替わり縁切り法要。次は9月に本光寺の本堂で、『休日出勤回避祈願法要』を開催します。次回も休むことへの罪悪感と縁切りシリーズですが、9月は3連休が2回ありますからね。
楽しい連休をじっくりとおう歌すべく、みんなで休日に呼び出されないようにと仏様に祈願しますよ。
ご興味ある方いましたら、ぜひご参列下さい。