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『お酒の失敗振り返り法要』を開催しました

 2020/01/07 イベントレポート
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本光寺の縁切り法要。12月は忘年会シーズンということもあり、『お酒の失敗振り返り法要 』 を開催しました。

本光寺

当日は二日酔いの眼球にはまぶしそうな、すかっと晴れた一日です。お酒の失敗はつい黒歴史としてふたをしがちですが、あえて思い返すことで次の失敗を防ごうというこの法要。

本光寺の尾藤住職からも、過去の失敗談が語られました。それは山梨県にある七面山(日蓮宗にとっては聖地と言える山)で標高1500mほど登り、宿坊で先輩僧侶が持ってきた 日本酒を飲んだら、目を開けると翌朝だったとのこと。

そして周りの方がすれ違うたびにクスクス笑うので、何があったか聞いたら酔って廊下で倒れ、周りに「くそじじい」と暴言を吐いていたと教えられたのだそうです。

それによって檀家さんからは身近に感じられるなど、良い面もあったそうですが、冷や汗をかいた体験だったそうでした。

お酒の失敗振り返り法要

そんなこんなで、法要開始。ほーりーもお経を聞きながら過去の失敗を思い出すたびにスマホにメモしていきます。

●高校生の時、立山(富山県)の山頂でお神酒を頂き、まだまだお酒の味を知らないうぶな頃だったので、口に含んで盛大に吹き出したこと

● 大学のサークルで、酔って倒れて先輩の家に担ぎ込まれたこと

● ドイツで「カミカゼ」というカクテルを頼んだら、半分くらい飲んで倒れて、初めて会った人に宿まで引きずられていったこと

● 僧侶研修会で講師を務めた後、参加されたお坊さんから次々お酒を注がれて断れず、一人になった瞬間に戻したこと

● ハイボールを作ろうとウイスキーにソーダ水を入れようとしたら、間違って焼酎を入れてしまい、飲んだら動けなくなったこと

いやいや。思い出すだけで、胸が締め付けられます。この一年、月替わり法要が続きましたが、これまでで一番心がえぐられる法要だったかもしれません。

木魚のぽっくん

ということで、本堂の前に立つ本光寺のキャラクター・木魚のぽっくんも、今日はどこか酔っぱらった目に見えます。

「お酒は呑んでも呑まれるな」とは耳タコワードのひとつですが、それだけに12月ならずとも胸に刻んでおきたいものですね。

お酒の失敗は見ないふりで封印するのではなく、たまには苦い味を確かめてみる。そんな意義を感じた一日になりました。

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ライター紹介 ライター一覧

ほーりー

ほーりー

宿坊研究会代表。主催する婚活イベント『寺社コン』で400人以上を結婚に導きながら、恋愛の心理学や統計情報も研究して婚活講師として活動中。多くの方の恋愛相談に乗る中で、悪い出会いや終わった恋との縁の切り方も広く伝えている。

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