『戦争即時終結ならびに世界平和促進祈願法要』を開催しました

イベントレポート

 今年の2月から始まったロシアのウクライナへの侵攻は、いまだ止まる気配がありません。多くの方がご覧になっているでしょうが、日々流れてくるニュースにも悲しいを通り越して憤りさえ感じます。

 こんな世界的な大問題に何ができるか分かりませんが、それでも戦争は反対だと発信することは大切です。今回の法要で尾藤住職は「小さなお寺の砂の一粒かもしれないが祈りたい」とお話ししていました。

戦争即時終結ならびに世界平和促進祈願法要

 ロシアとウクライナ。これは隣り合った国同士ですし、歴史的にも複雑な経緯を抱えています。それは遠く離れた日本に住む私たちには、表層的なニュースだけでは理解の届かぬ深いものでもあるのでしょう。

 ですがそれでも、武力による攻撃が認められるものではありません。本光寺では戦争に反対しています。仏教では「殺生、盗み、嘘」は罪とされていますし、これは本光寺に限らず日本各地の多くのお寺で表明していることでもあります。

 この戦争を早期に終結させることはウクライナの方々の命を守ることにもつながりますし、これからの未来で同じような出来事が起こることを未然に防ぐことにもなるでしょう。

 今は多くの方が感情的になっている部分もあるでしょうし、武器を置いて冷静になることは大切です。今回は少しでも早くそうした落ち着いた状況が生まれてほしいと法要が行われました。

戦争即時終結ならびに世界平和促進祈願法要

 ちなみに4月はお釈迦様の誕生日『花まつり』がある季節です。そこで本光寺の本堂にも誕生仏が登場し、甘茶をかけてお祝いしましたよ。

本光寺の誕生仏

 お釈迦様の時代から続く平和への祈り。戦争に怯える人がいなくなる社会になりますように。

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