ソニー生命の『こどもの教育資金に関する調査』は、世の中のリスクに対する姿勢を教えてくれるアンケートです。
この調査は大学生以下のお子さんがいる方を対象にしたものですが、その中に「子どもに目指してほしい理想の大人・就いてほしい職業ランキング」があります。
自分の子どもに就いてほしい職業は、男女共に公務員が一位です。それ以降も、医師、会社員、看護師などが続きます。別に公務員などが悪いわけではありませんが、選んだ理由を見ると安定や資格、需要が減ることはないと言った言葉が並びます。
これは他の調査でも似たような結果が出ていますし、安定志向は大方の予想通りかもしれません。
しかし目指してほしい理想の大人を見ると、不思議なことに気がつきます。実際の人物では一位が大谷翔平さん、二位がイチローさんです。ちなみにイチローは2015年から2021年まで7年連続一位でした。
歴史上の有名人では、一位に坂本龍馬と織田信長が同率です。アニメキャラでは鬼滅の刃の竈門炭治郎が一位、ONE PIECEのモンキー・D・ルフィが二位でした。
この方達。全員、安定とは真逆の生き方をしています。プロスポーツ選手なんて100人いたら99人は負ける世界ですし、坂本龍馬は公務員を命がけでやめて(脱藩して)います。鬼殺隊は政府非公認組織で本当は刀を持つことが許されていませんし、ルフィが「公務員に俺はなる」とか言い出したらかなり嫌かもしれません。
尾張領主の信長は、かろうじて公務員と言えなくもなくもないでしょうか。一番過激な最期を遂げていますが。
リスクを負った挑戦は、応援されないのが当たり前
まあ、こんな感じで毎年似たような結果が出ています。これをおかしな話と言うのは簡単ですが、この矛盾がある意味で親心と言うものでしょう。
ほーりーも会社をやめて寺社旅研究家となったときに親から勘当されかけたので、この複雑な気持ちは痛いほど味わっています。
ついでに述べると、同じ調査の中で親の6割が「老後の備えよりも子どもの教育費を優先したい」と回答しています。親も決して身勝手に子どもを抑えつけているわけではありません。
なのでここで伝えたいことは、自分に近い人間であればあるほど誠実な気持ちで、リスクを冒さず無難に過ごしてほしいと願っているということです。夢を応援してくれるのは、たいていの場合はあなたに責任を負わない人だけです。
リスクを負うには、自分自身の意思と共に悪者になる覚悟も必要です。もちろん無責任にいつでも危険へ飛び込めばよいというわけではありませんが、周りを気にしすぎてチャレンジを諦めすぎるのも問題でしょう。
そこで本光寺の縁切り合同祈願では、委縮する心と縁切りして挑戦を促す法要を行うことになりました。
リスク乗り越え祈願法要
日時 :2022年6月15日(水) 15時00分から法要開始(14時30分開場)
会場 :本光寺(JR武蔵野線「市川大野駅」下車、徒歩3分)
参加費 :無料(かわらけ割りをされる方は200円、縁切り破魔矢は100円、しあわせの導き祈願所の札は300円)
対象 : 人生に挑戦したい方、人間関係などの縁切りをご希望の方
予約 :予約フォームからお申し込みください(お名前を読み上げさせていただきます)。
当日は思わぬものとの縁切りが決まる『縁切りダーツ』や、縁を切りたい自分の弱さを書いて割る『かわらけ割り』、そのほか『縁切り破魔矢』『しあわせの導き祈願』も行えます。
またオンラインでも参加することができます。どなたでもご参列頂けますので、よろしければぜひお越しください。 オンライン参列は、本光寺のYoutubeチャンネルからお入りください。
オンライン参拝で、お名前のお読み上げをご希望の方は、読み上げ申込先一覧の申込先よりお申込みください(名前の読み上げ:無料)。
リアル参拝で、人間関係などの縁切り祈願をご希望の方は、縁切り祈願ページよりお申込みください。
●読み上げ(札なし) : 4,500円
●紙札 : 6,000円
●木札 : 9,000円
※初めてご利用の方は会員登録(無料)が必要です。
本光寺の地図はこちらです。