年々、種類も経済規模も増加している、サブスクリプション契約。便利ではありますが、使わなくなったのにお金だけ払い続けているサービスがある方もいるのではないでしょうか?
惰性で続いている様々な悪いものと縁切りしている本光寺の縁切り法要ですが、2021年ラストはこの不要な契約を見直すきっかけ作りとして、『サブスク契約打ち切り祈願法要』を開催しました。
今回の法要に当たり、住職は保険の契約を見直したとのことです。ほーりー家も先日、同じように生命保険を解約&他の保険に変更しましたが、保険の見直しは家計に大きな影響があります。
そしてまずはクレジットカードや銀行口座の見直しから始めようと、お話がありました。
現在の支払い状況を確認した後、全く使っていないし、今後も使わないものは判断に困らないでしょう。
しかしあまり使っていないけどまた必要になるかもしれないものや、入会時に優遇(月会費の割引など)があってやめるとそれがなくなってしまう契約などは、非常に悩むものです。
人間は現状維持を好む生き物なので、契約する時は不安を感じるのに、契約を解除する時も同じように不安になります。保険なんてやめた途端に病気になるんじゃないかとか、つい考えてしまいますしね。
そこでどこかで「えい!」と決断することが大切ですが、今回の法要はそれを仏様に後押しして頂こうと始められました。
本光寺の本堂に、住職のお経が響き渡ります。この一年、繰り返し聞いてきましたが、この瞬間は心が引き締まっていきますね。 そして最後に「南無妙法蓮華経」を唱えて終了です。
さらに今年は一年最後の縁切りの神様のご縁日として、本光寺境内に設置されていた縁切り破魔矢のお祓いが行われました。
サブスクリプション契約はもちろん、その他にも日常的にあれはやめたいと心に引っかかりながら、ついつい続けてしまっているものはたくさんあるでしょう。
この破魔矢もそれぞれ縁を切りたい言葉に刺されて、多くの方の祈りがこもっていました。
縁切りはどろどろとしたイメージもありますが、人生を好転させるきっかけ作りにもなるものです。本光寺の縁切りの神様はその手助けをして下さいますよ。