2月といえば節分ですが、ここ数年で恵方巻きの認知度が大きく上がりました。そしてその流行と並行して、コンビニで大量に売れ残った巻き寿司が廃棄される場面も報道されています。
ある意味でフードロスの象徴になってしまいましたが、この問題はもちろん恵方巻きに限定されるものではありません。
消費者庁の資料によると、日本の食品ロス量は年間570万トンと報告されています。これは一人当たりお茶碗1~2杯のご飯を毎日捨てている計算になります。
そして同じ調査によると、食品ロスの内訳は事業系が309万トン(54%)、家庭系が261万トン(46%)となっていました。
少しだけ事業系が多いですが、これは令和元年度の数字です。コロナによって外食の機会は激減していますし、現在は家庭による食品ロスが増えているかもしれません。
そこで本光寺では今回、このフードロスをなくす(あるいは減らす)ことを祈願して法要を行うことにしました。
フードロスを減らすために行えること
家庭のフードロスを減らすには、その内訳を見るのも効果的です。環境省の資料によれば、家庭から排出される食品ロスの内訳は、以下のようになっています。
この中で「食べ残し」はそのまま食べられる食品や料理したもので、食べずに捨てられたもの。「直接廃棄」は賞味期限切れなどで使用されずに捨てられたもの。「過剰廃棄」は皮をむいた時などに、必要以上に除去されたものです。
こちらを見ると、「食べ残し」と「直接廃棄」が2大要因であることが分かります。どちらが多いかは人によるでしょうが、例えば自分の家は食べ残しが多いと思うなら、お皿への盛り付け量を変えてみるのは一つの方法です。また直接廃棄が多いなら、買い物のしすぎかもしれません。
こうした日々の習慣は、意識しないとなかなか改善できないものです。そこで今回は毎日の食生活を『フードロス削減祈願法要』で、見直していけたらと考えています。
『フードロス削減祈願法要』の中身
日時 :2022年2月15日(火) 10時00分から法要開始(9時30分開場)
会場 :本光寺(JR武蔵野線「市川大野駅」下車、徒歩3分)
参加費 :無料(かわらけ割りをされる方は200円、縁切り破魔矢は100円、しあわせの導き祈願所の札は300円)
対象 : 食事の無駄が気になっている方、フードロス問題に関心のある方
予約 :不要
当日は思わぬものとの縁切りが決まる『縁切りダーツ』や、縁を切りたい自分の弱さを書いて割る『かわらけ割り』、そのほか『縁切り破魔矢』『しあわせの導き祈願』も行えます。
またオンラインでも参加することができます。どなたでもご参列頂けますので、よろしければぜひお越しください。 オンライン参列は、本光寺のYoutubeチャンネルからお入りください。
オンライン参拝で、お名前のお読み上げをご希望の方は、読み上げ申込先一覧の申込先よりお申込みください(名前の読み上げ:無料)。
リアル参拝で、人間関係などの縁切り祈願をご希望の方は、縁切り祈願ページよりお申込みください。
●読み上げ(札なし) : 4,500円
●紙札 : 6,000円
●木札 : 9,000円
※初めてご利用の方は会員登録(無料)が必要です。
本光寺の地図はこちらです。