過去の恋愛を引きずったまま、次の恋に進んでもうまくいかない理由

持国天王 縁切り寺コラム
マスクdeお見合い

過去の恋愛と縁を切りたい!…けど、忘れたいのに忘れられない…、どうしても引きずってしまう…という人は多いと思います。過去の恋愛を引きずったまま、次の恋に進んでもうまくいかない理由を、縁切寺のzyusyokuがお教えいたします。

持国天王

過去の恋愛を引きずってしまう人は多いと思います。別れた瞬間にキッパリと気持ちの切り替えができてしまう人は、逆に少ないでしょう。また、男性や女性によっても引きずる割合や度合いが変わってくると思います。一般的に女性よりも男性が引きずると言われています。

さて、「引きずる」とはどういう意味でしょうか。
「忘れることができない」ということでしょうか。
「忘れたいのだけれど頭から離れない」ということでしょうか。

ちなみに、辞書には以下のような記載がございます。

①床や地面に触れたままで物を引っぱって行く。
②長く垂れ下がって床や地面をこするようにする。
③無理に引っ張る。
④だらだらと長びかせる。
⑤(受け身の形で)影響される。しようと思わないのに、ついそうさせられる。

これらを過去の恋愛に当てはめてみましょう。

①重い荷物を引っぱって歩くように、過去の恋愛を引きずる。
②着物のすそが床や地面をこするように、過去の恋愛を引きずる。
③泣く子を無理に引っ張って帰るように、過去の恋愛を引きずる。
④風邪がだらだらと長びくように、過去の恋愛を引きずる。
⑤しようと思わないのに、影響を受けて、ついそうさせられるように、過去の恋愛を引きずる。

どれも煮え切らない感じを受けますし、新しい何かを始められる兆しすら感じられません。やはり、「過去の恋愛を引きずる」人は新しい恋愛を楽しむことができないような気がします。

お寺の草花

では、どうしたらいいのでしょうか?

先ほどの辞書の記載に再度、当てはめてみましょう。

①過去の恋愛は、つらい思いをしながら引っ張って歩く、重い「荷物」である。
②過去の恋愛は、床や地面をこすりながら歩く、だらしない「着物のすそ」である。
③過去の恋愛は、無理やり引っ張って帰ってくるしかない、面倒な「泣く子」である。
④過去の恋愛は、だらだらと長びく、なかなか治らない「風邪」である。
⑤過去の恋愛は、しようと思わないのに、ついそうさせられてしまう、危険な「洗脳」である。

どうやら、過去の恋愛とは、荷物であり、着物のすそであり、泣く子であり、風邪であり、洗脳のようです。

皆さん、過去の恋愛に対するイメージが鮮明になってきませんか。
どれだけ、過去の恋愛が面倒なものであるのかが。

この面倒なお荷物を大切にしているあなた・・・気が付きませんか?
そんなに大切にしなくてもいいんじゃないでしょうか?

本光寺の草花

では、なぜ、そんなに大切にしてしまうのでしょうか?

それは、相手に対する考え方が影響しているのだと思います。

恋愛は自由です。そして相手の恋愛も自由です。恋愛を始めるのも自由、恋愛を終わらせるのも自由。永遠に恋愛を継続しなければならないという約束はどこにも存在しません。恋愛は自由なのです。

また、恋愛によって相手を束縛したり支配したりするのは恋愛ではありません。相手を物のように所有物化してもいけません。

しかし、そうとわかっていても、恋愛によって相手を束縛し始めてしまい、相手を自分のもののように所有したくなるのが恋愛なのです。

過去の恋愛を引きずっている人は、自分の所有物になった相手が、自分の意思に反して、自分の手から離れてしまったことに納得できないでいるのはないですか。

なぜ?なぜ?なぜ?
最後に言ってた別れの言葉は本心なの? たてまえなの? うそなの?
どうして何も言わないで別れてしまったの?

なぜ?なぜ?なぜ?

確かに、こういう心の状態、頭の状態では、新しい恋愛に集中できませんね。

縁切りの神様

過去の恋愛を引きずったまま、次の恋に進んでもうまくいかない理由、それは「恋愛相手所有物化」です。

まずは、恋愛は自由だと理解しましょう。

そして、相手の恋愛も自由だと理解しましょう。

そして、相手を所有物のように感じてはいけないことに気付きましょう。

最後に、恋愛が終わった理由に固執するのは、何の意味もないので、やめましょう。

きっと、このように、縁切りの神様が教えてくれるはずです。

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