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禁煙がうまくいかない人に、おすすめする縁切り方法

 2018/07/11 縁切り寺コラム
この記事は約 4 分で読めます。

禁煙ブームなのでタバコはやめよう! 健康に良くないからタバコはやめよう! でも、なかなか、タバコをやめられない!どうしたらいいの?…という人は多いと思います。禁煙がうまくいかない人に、おすすめする縁切り方法を、縁切寺のzyusyokuがお教えいたします。

多門天王

縁切寺本光寺では「医者法者」という言葉を大切にしています。病院(医者)で治療をしながら、本光寺(法者)で心がいやされ、心の平穏を持てるようになることです。病院(医者)と本光寺(法者)との両立が大切ということです。

まず、タバコをやめようと頑張っている人にお伺いします。禁煙外来など専門の病院には行かれていますか?専門の医者からアドバイスはいただいていますか?

もし、まだ、病院には行っていないという人は、病院に行くことをおすすめします。タバコをやめたいのに、やめられない、ということは間違った禁煙方法で頑張っている可能性があります。問診によって、タバコをやめられない原因がどこにあるのかを診てもらったほうがいいと思います。

本光寺の草花

もう既に病院に行って、治療を始めているという人は、あらためてアドバイスさせていただきます。

ポイントは2つあります。

1つ目は、目的をしっかりと理解することです。

タバコをやめたいという理由があるはずです。
例えば、歯が黄ばむから、口が臭くなるから、洋服が臭くなるから、喫煙場所が減ってきているから、健康に良くないから・・・など。こんな理由もあるかもしれません。仲間が禁煙したから、禁煙が格好いいから・・・など。

「百害あって一利なし」というように、健康な体を取り戻したいから、タバコを止める。
「塵も積もれば山となる」というように、タバコ代をコツコツためて、健康貯金をしたいから、タバコを止める。これらの目的ははとても模範的、理想的といえます。

この目的を再度、認識することが大切です。目的もなく、ただ仲間が禁煙したからということで、タバコを断っても三日坊主で終わるでしょう。

本光寺の草花

2つ目は、「やめる」という意識を捨てて、「お休みする」という感覚にすることです。

「やめる」という意識はプレッシャーが強いと思います。このプレッシャーは過度なストレスも生んでしまいます。ストレスにより、イライラしたり、人に当たったり、過食になったりと、別な部分で問題が出てきてしまいます。

「お休みする」と思えば、プレッシャーも少なくなり、持続的に意識付けできることでしょう。たとえ、また、タバコを吸ってしまったとしても、自己嫌悪に陥ることも少なく、自分を責めることもなくなるはずです。なぜなら「お休み」していたから、何も問題ないと、逃げ道を作ることができるからです。

「やめる」から「やすむ」に、意識を変えてみましょう。

本光寺の草花

禁煙外来などの専門の病院にて、ドクターの治療をしっかりと受けるということ。そして、ドクターのアドバイス通りに、治療に専念すること。

また、「やめる」のではなく「やすむ」と考え、自分の逃げ道を前もって作っておくこと。

最後に、大切になるのが、縁切りの神様のお力を頂戴すること。人間は強い存在ではありません。「やすむ」という逃げ道はあるにしても、毎日、「タバコをやすむ」ことができていることに感謝し、その日々を積み重ねることができるように、縁切りの神様にすがることは大切なことです。

縁切りの神様

病院の先生の力。あなたの目的に向けられた力。そして、縁切りの神様の力。この3つがそろえば、鬼に金棒です。

子どものころを思い出してください。タバコを吸っていた大人が嫌いだったはずです。いつしか、「タバコ=大人」という感覚から、大人ぶるためにタバコを吸い始めたことを思い出してください。最初から、タバコが好きで吸っている人はいないのです。そもそも、タバコの味がおいしくて吸っている人はいるのでしょうか。料理の味で話が盛り上がるのは知っていますが、タバコの味で盛り上がっている人たちは見たことがありません。

なぜ、あなたはタバコを吸っているのですか?タバコを吸っている理由は何ですか?

縁切りの神様があなたに問いかけていますよ。

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多門天王

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ライター紹介 ライター一覧

zyusyoku

zyusyoku

縁切寺本光寺住職。正式名称『日蓮宗 法華道場 光胤山本光寺』の第35代目の住職です。20歳で住職になり、遠寿院(おんじゅいん)大荒行堂で寒400日の修行を終える。プライベートでは2男3女の父親。毎朝、朝のお祈りで、縁切りの読み上げ祈願を行い、皆さまの悪縁によるストレスやフラストレーションの軽減に寄り添っている。

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