『心のSOS発信祈願法要』を行います

イベント紹介
マスクdeお見合い

 内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」が設置されたニュースが、先日報道されました。

 コロナによって人が顔を合わせる機会が減っています。授業がテレワークに移行し、入学してから大学に出る機会が持てずに友人を作れない新入生が話題になりました。

 去年の九州大学のアンケートでは、「孤独感や孤立感を感じる」と答えた学生は約4割にも上り、「体調」についても4割余りの学生が問題を訴えています。

孤独感や孤立感を感じる

 そして学生に限りませんが、2021年に入っても緊急事態宣言が何度も延長され、親しい人と話す機会を失った方は増えているでしょう。

 ほーりーも先日久々にお会いしたお坊さんと、イベントがなくなって、最近めっきり知り合いと会わなくなったと話していましたし、本光寺の尾藤住職も外出する日がなくなっているとのことでした。

 そして会話ができないだけならまだ良いですが、コロナによって一人一人のストレスも高まっています。一人で家に閉じこもり、誰かに悩みを打ち明けることもできない。そんな状況が放置できない社会問題になってきたことが、今回の孤独・孤立担当大臣が任命された一因であることは間違いありません。

日本は弱みをさらけ出すことが極端に難しい社会

 そもそも日本は、弱みをさらけ出すことを極端に忌避する社会です。「恥」の文化とも言われますし、我慢を美徳として過剰なまでに自己責任も押し付けられます。

 前向きでどんなに苦境に陥っても、映画の主人公のように諦めずに頑張り抜く。それが現状を打破する一手となることもあるでしょう。

 ですが問題は、それ以外の選択肢が許されていないことです。日本人の撤退下手は今に始まったことではありませんが、それがコロナによってまた一つ露わにされてきました。

 必要なことは苦しい時に苦しいと言うこと。助けてほしい時に助けてと言うこと。無理な時に無理と言うことです。

 自分の苦しさを他人に話すことは、一種の勇気が必要です。強がって何でもない振りをする方が、よほど簡単かもしれません。

 ですが本光寺では、その勇気の垣根を低くすることを目指しています。そのためには以下の2つが必要です。

 ○苦しさを隠さずに他人に伝えること
 ○苦しいと訴える人を社会が受け入れること

 そこで今回は『心のSOS発信祈願法要』を行います。

『心のSOS発信祈願法要』 の中身

日時  :2021年4月15日(木) 10時00分から法要開始(9時30分開場)
会場  :本光寺(JR武蔵野線「市川大野駅」下車、徒歩3分)
参加費 :無料(かわらけ割りをされる方は500円)
対象  : 悩みや苦しみを他人に伝えられない方
予約  :不要

 当日は思わぬものとの縁切りが決まる『縁切りダーツ』や、縁を切りたい自分の弱さを書いて割る『かわらけ割り』も行えます。

 またオンラインでも参加することができます。どなたでもご参列頂けますので、よろしければぜひお越しください。 オンライン参列は、本光寺のYoutubeチャンネルからお入りください。Clubhouseでの音声配信も実施します。

 本光寺の地図はこちらです。

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