『台風被害消滅祈願法要』を開催しました

イベントレポート
マスクdeお見合い

 2022年もようやく台風シーズンが(たぶん)終了しました。今年の特徴は最強とも呼ばれて九州を縦断した14号と、静岡県を中心に大きな被害をもたらした15号が記憶に残ります。

 さらにコロナからの回復を目指して連休準備を進めていたイベントや観光業を中心に、なぜか週末ばかりを狙って台風が来ると落胆の声も上がっていました。

 そんなわけで年々、その脅威が高まる台風被害が減少することを願い、本光寺では『台風被害消滅祈願法要』を開催しました。

 今回は尾藤住職から地球温暖化の影響により、海水温度が徐々に上昇していること。これによって台風の勢いが増していること。さらにその原因となっているのは人類の活動によるもので、二酸化炭素の削減は急務であることが説かれました。

 ちなみに今回は撮影ができなかったため、下の写真は過去の法要のものですが、こんな形で行われています。

 ちょうど先日、朝日新聞から化石燃料への補助金が世界で倍増しているニュースが流れていました。ロシアによるウクライナ侵攻などの影響でエネルギーの安定供給が脅かされる中、世界的に使用を減らそうとしていた化石燃料に逆戻りせざるを得ない状況になっています。

 これは脱炭素化の大幅な後退を意味しますが、台風もまた来年以降さらなる脅威となってしまうかもしれません。

 一方で読売新聞のニュースですが、日本の豪雨対策技術を、途上国に提供することが政府から表明された話も出ています。

 この問題は世界平和、エネルギー改革、経済対策、そして私たち一人一人の生活など、様々な分野に横たわる話ですが、このまま変わらずに過ごしていけば取り返しのつかない事態になる可能性も指摘されています。

 これまで何とかなったからという無関心との縁切りを、本光寺では今後も推奨していく予定です。

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